2015.03.07

クリスマスローズ 続編

設計グループの小林です。

来週の週間天気予報を見ながら震え上がっております。。。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今週はかなり忙しい日々を過ごしていたのですが、そんな私を励ますようにクリスマスローズが次々と開花(勝手に励まされているだけです~^○^)。

 

さて今日は、そんなクリスマスローズの「花の模様による呼び方」なんかも交えながらご紹介しようと思います♪

まずはこちら、先日もご紹介しました弊社庭の1号花。 これは『ネット』と呼ばれる模様になります。 花弁(違うんですけどその話はまたあとで。。。)に入る斑点を『スポット』と呼びます。 そして葉脈のような斑が入るものを『ベイン』 このようにスポット&ベイン模様のものを『ネット』と呼ます。

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ようやく咲いてくれた2号花。 ちいさな蕾の頃はこんな様子でしたので咲いてビックリ! 実はこんな模様でした。 こちらは『ブロッチ』とよばれるもので、『スポット』が固まって大きな斑点になるものを指します。

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これは小林の自宅のクリスマスローズです。一見、一色に見えますが、こちらも『ネット』になるかと思います。

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ところで、「模様の呼び方」を知っているかどうかなんて お花を楽しむ上では全然関係ないですよね(私も普段は気にしません)。 ではどんな時に役立つかといいますと、好きなタイプのお花を探す時、です。 インターネット検索や、お店の方に尋ねる時など、こういう情報があるとスムーズですね。

花の模様以外にも、『シングル(一重咲き)』 『ダブル(八重咲き』 クリスマスローズの場合は『セミダブル(これ日本語で言うとなんて言うんでしょう?)』なんて分け方もあります。

ご存知の方も多いかと思いますが、クリスマスローズのお花として楽しんでいる部分、アレ実は『花弁』ではなく『鍔(ガク)』です。

鍔ですので、散ることなく長く楽しむことができますし、最後は他の色が消えて緑色になります。

 

では花びらはどこへ。。。?というのがこちらです。

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わかりにくいかもしれないですが花の中心近く、赤い丸で示した部分、おわかりでしょうか? 蜜腺(ネクタリー)と呼ばれています。これが花弁の退化したものなんだそうです。

シングルもダブルも鍔が美しく咲き誇ってくれているわけですが。。。

『セミダブル(和訳わかる方教えてください。)』だけは事情が違います。 『退化した花弁であるところのネクタリー』が、花弁として復活、とまではいかないまでも大きくなって開くのです。両方咲いているときには、花の中心にフリルがあるみたいに見えます。 そして、退化した花弁であるところのネクタリー(しつこいですね、すみません)は花弁らしく散っていき、最後はシングルのクリスマスローズになるという。。。

写真があったらよかったんですけど。。。すみません。

クリスマスローズがお好きな方なら「そんなの常識でしょ」な、だからどうしたトリビアがまだあるのですが、興味が無い方には本当に「だからどうした」情報なので今回はここらへんで。。。(^_^;)

 

来週のお天気のことは忘れて週末を楽しむことに決めた小林がお届けしました。

季節の変わり目のお天気は本当にわからないですよね。 服装や雨具の準備などお気を付けになって、元気にお過ごしくださいね!

 

追伸:「セミダブル」を「半八重」と呼んだりするのは知っているのですが、この『半八重(はんやえ)』 て言い方、日本語として美しくないと思いませんか? というわけで、「セミダブル」の美しい和訳募集中です(笑)!

 

 

 


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