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2022.01.08
これから外構づくり始める方へ、お伝えしたい入門知識ブログ記事第二弾です。
今回の記事では主な外構スタイルの特徴についてご紹介します。
外構スタイルには大きく分けて、オープン外構、クローズド外構、セミクローズド外構の3種類があります。
これら3つの外構スタイルの差は塀やフェンスでお家の敷地をどれぐらい囲み、隠すかということです。
3つの外構スタイルにはそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらが1番良いというわけでもありません。
今回の記事ではそれぞれの外構スタイルの特徴についてご紹介していきます。
オープン外構は塀やフェンスで道路と住宅の敷地を囲まない、開放感が感じられる外構スタイルです。
門扉やフェンスを道路側に作らないので、3つの外構スタイルの中でも比較的低コストで施工できます。
道路側から建物やお庭が見えるので街の景観づくりに貢献できますし、道行く方に育てた植物を見ていただくこともできるので園芸がお好きな方やご近所の方との交流を大事にしたい方には魅力的なスタイルです。
デメリットとして挙げられるのが、不審者や近隣の子供たちなど敷地に出入りがしやすくなってしまうので防犯対策を考慮する必要がある点になります。
地域の方々から目も届きやすいのでプライバシーを気にされたりお庭でくつろいで楽しみたい方は、後にご紹介する建物を囲んだクローズド外構がおすすめになってきます。
オープン外構でも、樹木を植えて目隠しをしたり敷地に入りにくくするなど、プライバシーに関して工夫をすることは可能です。
セミオープン外構は道路と住宅の敷地との境を開放する部分、閉じる部分と分けて織り交ぜたスタイルで、日本で1番多い外構のスタイルだといわれています。
塀やフェンス、門柱で部分的に境界を作り、プライバシーにも配慮しながら開放感も感じられるのが特徴です。
見せたい部分は道路側から見せることができるので、植物の世話をしながらご近所の方と交流をするといったこともできます。
オープン、クローズドどちらに寄せたデザインにもでき、デザインの表現幅が大きいこともメリットです。
デメリットとしては、閉じる部分は周囲の目が届かないので不審者が一度侵入してしまうと発見が困難になってしまう点になります。
防犯面に考慮は必要ですが、開放感もプライバシーも大事にされたい方にはおすすめの外構スタイルです。
クローズド外構は門柱や塀、フェンスなどで完全に住宅の敷地を囲ってしまう外構スタイルです。
周囲からの視線を気にしなくていいので、室内やお庭でのんびりとプライベートな時間を大事にされたい方におすすめになります。
外から不審者の侵入を防ぐ防犯性に優れ、敷地内から子供やペットの道路への急な飛び出しも防ぐ安全性の高さもメリットです。
デメリットとしては、敷地の外周を囲むために他の2種類の外構スタイルより高価になってしまう点になります。
また、敷地内に周囲からの目が届きにくいので不審者侵入に対する防犯対策はクローズド外構においても必要になってきます。
周囲を閉じているため近隣の方との交流を拒絶していると受け取られないような配慮も大事ですが、防犯に優れて住宅の敷地内で自由に人目を気にせず楽しめるため家族の自由なライフスタイルを尊重したい方にはおすすめのスタイルでしょう。
ここまでオープン外構、クローズド外構、セミクローズド外構のそれぞれの特徴についてご紹介いたしました。
外構のスタイルの違いはお家全体のイメージのほか、近隣の方々との交流や防犯、プライバシーの配慮など様々な要素へと繋がっていきます。
メリットやデメリットについて知っていきながら、理想のイメージの外構スタイルを選ばれてください。
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